初めてクレジットカードを作ろうと思った方でもおすすめのカードが賢く作れる、クレジットカードの作り方講座。

クレジットカードの審査に落ちた(落ちる)理由は推測できる

クレジットカードの審査に落ちた理由

クレジットカードの審査は、75%以上が合格します。ですが、25%ほど審査落ちします。

この両者の違いはどこから出るのでしょうか?審査に落ちた理由はわかるのでしょうか?

 

審査に落ちた理由を知るために知っておきたい事前知識

理由は正確にはわかりませんが、ある程度は推測することができます。推測するためには事前に2つほど、知っておかなければならない知識がいくつかあります(既にご存知の方は飛ばしてください)。

1. あなたのクレジットカードの保有枚数や申込み履歴、支払い情報などの信用情報は筒抜け

クレジットカード発行会社(イシュア)はクレジットカードを発行する際に、信用情報機関からあなたの情報を受け取っています。信用情報機関の代表的なものはCICなので以下、CICの情報で解説します。

CICに保管されているあなたの情報は申請すれば確認できます(方法はこちら)。

2. クレジットカードの審査には”2つ”のフィルターがある

クレジットカード発行会社(イシュア)の審査は2段階に分けられます。

割賦販売法という法律に基づいて行われる審査(法的に発行してOKかどうかを判断する審査)クレジットカード発行会社独自の審査の2段階です。

このどちらの審査で落ちたのか、カード会社から理由を説明はしてもらえません。さらに、イシュア独自の審査は審査の中身は公表されていません。

なので、基本的に審査に落ちた正確な理由はわかりませんが、イシュアから与えられている情報CICなどに保管されているご自身の信用情報を正確に把握することである程度正確に推測をすることができます。

 

クレジットカードの審査落ちの理由

審査落ちの理由となりうるものを以下に羅列するので、当てはまるものがないか確認してみてください。

年収が条件を満たしていない(改正割賦販売法に基づく法的な審査)

クレジットカードはカード毎に利用限度額の幅が決まっています。

例えば三井住友VISAゴールドカードなら利用枠は月に50~200万円と公表されています。これは最低でも月に50万円の利用枠が与えられるということです。

この利用枠が30万円以上だった場合、カード会社はあなたの年収から支払能力があるのかどうかを調査する義務があります。これは2010年に施工された改正割賦販売法という法律で決められていることです。計算式も定められており、その計算式に則って、包括支払可能見込額(支払いが可能であろう見込額)を算出します。

包括支払可能見込額は、年収から生活の維持に必要であろう金額、クレジット債務を差し引いた金額に、経済産業省が定める定数(現在は0.9)をかけることで算出されます。

( 年収 – 生活維持費 – クレジット債務 )× 0.9

クレジット債務とは一括払い以外の支払い方法、ボーナス払いや分割払いやリボ払いをどのくらい使う予定があるかという予想金額です。

生活維持費は以下の通り。

住居携帯4人世帯以上3人世帯2人世帯1人世帯
持ち家&住宅ローン無し/持ち家&賃貸負担無し200万円169万円136万円90万円
持ち家&住宅ローン有り/持ち家無し&賃貸負担有り240万円209万円177万円116万円

2人世帯で年収230万円、賃貸マンション暮らしの場合、(230万円(年収)- 177万円(生活維持費)- 0)×0.9=47.7万円が包括支払可能見込額です。あなたには月に47.7万円まで利用枠を与えてOKという計算になります。これだと利用枠が50~200万円の三井住友VISAゴールドカードに申し込んでも審査には通りません。最低の利用枠である50万円も付与できないからです。

このように年収の条件は最低限の合格条件は自分で見定めることができます(利用枠が公表されているカードに限りますが)。

この包括支払可能見込額の調査をクリアしたとしても、カード会社の審査は別にあって、そちらの審査で年収が足りないとされて審査に落とされた可能性は残っている点には注意してください。

包括支払可能見込額をクリアできない場合は、利用限度額が30万円以下のカードだと簡易的な審査で包括支払可能見込額の調査は行わなくても良いことになっているので、利用枠が10〜80万円の三井住友VISAクラシックカード、三井住友デビュープラスカードなどに切り替えて再度申し込みをしてみるのも手です。

カード発行会社の申込み条件を満たしていない

これが一番厄介です。「カード発行会社の申込み条件を満たしていない」なんて大雑把な言い方ですが、こうとしか言いようがないんです。

クレジットカードもビジネスですから、会員となる人は選びます。そしてその審査基準は公開する義務はないので、中身は全てブラックボックスです。ようするに選り好みです。

  • 年収が足りていない(例え包括支払可能見込額がカードの最低利用額をクリアしていたとしてもカード会社の基準には足りていない)。
  • 職業がマッチしない。
  • 勤続年数が足りていない。
  • ローンが多い。
  • これまでクレジットカードを作ったことがない人には発行しない。

こういった事柄からカード会社独自の基準で発行の是非を決定しています。このページの他の項目も見てみて、思い当たることがなければこのカード会社独自の基準に引っかかってしまった可能性が大きいです。

例えば自営業の方などは、いくら年収があっても、カード会社によってはなかなかカードを発行してくれなかったりするのが代表的です。どうしようもありません。他のカードでクレヒスを貯めるなどしてしばらく立ってから再度チャレンジしましょう。

筆者は自営業ですが、審査に落ちた後にカード会社に電話したら「固定電話はありますか?固定電話があれば発行できるかもしれません」と言われたことがあります。他のカードではそんなこと言われたこともないので、この固定電話回線を求めてきたカード会社独自の条件ということになります(自営業の人は固定電話が必要)。

多重申し込み

クレジットカードの情報はCICなどの信用情報機関に登録されています。その登録されている情報にはクレジットカードの申込情報も含まれています(請求すると以下のような申込情報が確認できます)。

クレジットカードの申込情報(CIC)

つまり、異なるイシュアのカードでも、申し込むと全て履歴として残ります。浮気をしてもバレバレということです。

短期間に大量に申し込んでいる人は、そのことがバレバレです。カード会社の立場に立ってみると、他のカードも全て審査に通ったとしたらその人は大量のクレジットカードを保持している、すなわち利用枠が膨れ上がって返済してくれない可能性がある人ですからカードは発行できないというのも理解できるはず。

一度に一般カード2枚くらいなら審査に通過してこともありますが、それ以上はやめておいたほうが良いでしょう。

申込情報は6ヶ月間保存されるので、もしも多重申込みが原因で審査に落ちてしまったのであれば、半年間待ってから再度チャレンジしてみましょう。

過去に未払いがある

信用情報機関には過去のクレジットカードの支払状況、クレジット契約(スマートフォンの分割払いなども含みます)などの情報が全て記録されています。

CICで支払状況を確認

CIC情報には支払いが順調なら$マークが付いています。ここにAマークがついていると、引き落とし日に入金がなかった、といった具合に情報は全てカード会社には開示されています。

他のクレジットカードの支払いの遅れ、スマートフォンの分割払いの遅れなども全て記録されています。

支払いに遅れがある人にカードを発行したいカード発行会社はありません。

カードの未払いの情報は最長5年間(カード契約終了後も)保存されるので、まずは決して支払いを遅らせないこと。もしも既に支払いの遅れがある方は、より審査が甘いクレジットカードにチャレンジしてみましょう。

Aマークは最大でも1年に1つまで、それ以上あると銀行系カードなど審査フローがしっかりしているカードは作るのが厳しくなります。

情報の誤入力などのケアレスミス

カード発行時には申込時にたくさんの情報を入力します。

氏名、生年月日、住所、職業、年収などの個人情報を入力する中でミスをしている可能性はあります。

明らかなミスだったらカード会社から電話がかかってきて確認されますが、ミスだから一発アウトということも充分あり得ます。

審査に落ちた理由が不明の場合、こちらから電話をして確認をしてみたら、情報の誤入力が判明する可能性もあるので、理由がどうしてもわからない場合は確認してみましょう。

 

よくある審査落ちの噂

クレジットカード会社が行う独自の審査はブラックボックスなので、様々な噂が飛び交います。いくつか真偽を検討してみましょう。

ブラックリスト入りしていて審査落ち

クレジットカードにはブラックリストが存在しています。

ただし、よくある誤解として、CICなどの信用情報機関にブラックリストが存在しているという噂。これは間違いです。

CICも公式サイトで否定しています。

当社が保有する信用情報に、ブラックリストという名のリストはありません。

人は陰謀論などが好きなので信用情報機関のような機関がブラックリストを作成しているという噂が好まれるのはわかりますが・・・。

CICはあくまでカード会社などに情報を渡しているだけです。

ブラックリストを作成しているのはカード発行会社ということになります。

CICはただ事実を伝えているだけ。その情報を見てブラックだと判断するか否かはカード会社側に委ねられています。

すなわち、イシュアAではブラックリスト入りしていても、イシュアBではブラックリスト入りしていないということは充分あり得るので、ブラックリスト入りしているからクレジットカードは一切作れないと判断するのは過ちです。

家族が過去に料金の未払いがあったため審査落ち

学生さんなどはクレジットカードの審査に通らないということはほとんどありません。

しかしそれでも審査に落ちてしまった場合によく言われるのが家族が過去にクレジットカードやケータイ料金の未払いを行ってしまったからというもの。この噂はデマです。

学生さんでカードに通らなかった場合はゴールドカードなど学生カード以外のクレジットカード、利用枠が30万円以上のカードを申し込んでしまったり、入力情報に誤りがあったのが原因でしょう。

CICなどからご自身の信用情報を取り寄せてみればわかりますが、CICに登録されている情報は家族の情報は一切記載されていません。

情報はご自身の電話番号と結びついています。

カードを申し込んだ際の住所は各カード情報と紐付いて登録されているので、住所が同一の場合、特定は可能かもしれませんが、それなら1人暮らしをすればバレないということになります。カード会社はそんな曖昧な情報で家族情報を特定したりしません。

他の原因を探りましょう。

 

クレジットカードの審査に落ちた理由を推測→改善

クレジットカードの審査に落ちた理由は大体が↑で挙げた中で推測、ある程度ではあるものの特定ができるかと思います。

「理由がわかった!よかったよかった!」で済ませずに、信用情報を改善するための策を練ったり、直近でクレジットカードが必要なら現在の状況でも審査に通るクレジットカードの選択をしましょう。

現在は未払いの情報が残ってしまっていてどのカードも作れないという場合は、国際ブランド付きのプリペイドカード、例えばLINE PayカードやKyashリアルカード、ソフトバンクカード、auWALLETカード、dカードプリペイドなどで信用情報がクリアになるのを待つのも一手でしょう。

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