これまで何枚もクレジットカードに申し込んでいるのに何故か審査に通らない。年齢制限もクリアしているし、特に落ちる理由も見当たらない。そんなときにまず確認したほうが良いのは信用情報機関のCIC(Credit Information Center )です。
今までクレジットカードの支払いや携帯本体の分割払いの支払いで料金の未払いがあったかどうかをCICにあなたの信用情報開示を依頼することで調べることが出来ます。
CICにクレヒスの情報開示を依頼する方法
CICにあなたの信用情報の開示を依頼する方法は大きく分けて3種類。
- インターネットで開示申請
- 郵送で開示申請
- CICに行って開示申請
1.インターネットで開示申請
インターネットでクレヒスの開示申請をするのは一番簡単な方法です。開示資料はPDFで見ることが出来ます。
難点は対応しているのがWindowsのみであるということ。MACからだと無理です(Windowsを無理やりインストールするなどすれば出来るのかもしれませんが・・・)。また、対応ブラウザがIEのみであるということ。ダウンロードしたPDFファイル自体はMACのPCでも見ることが出来ます。
それと、支払い料金が1,000円で、支払い方法がクレジットカードのみであるということ。クレジットカードが申し込めなくてその原因が知りたい人が多いのに、申請料金にクレジットカードが必要になるという・・・。もしも1枚もクレジットカードをお持ちでない方は下記の別の方法を選択する必要があります。
2.郵送で開示申請
郵送でクレヒスの開示申請をするのは手続きにかなり手間がかかります。任意代理人や法定代理人が開示申請をするときに使うのがメインの方法なので、ご自身のクレヒスを確認するためにはオススメできません。
必要書類をプリントアウトして情報開示料の1,000円分の定額小為替証書を同封してCICに郵送します。申し込んでから10日後に資料が到着します。
3.CICに直接行って開示申請
CICは秘密結社ではなく、キチンと事務所、そして情報開示を行うための窓口もあります。窓口は新宿区(東京)、札幌市(北海道)、仙台市(宮城)、名古屋市(愛知)、大阪市(大阪)、岡山市(岡山)、福岡市(福岡)に存在します。
窓口で開示をした場合、手数料は500円です。タッチパネルで操作後、開示書類を受付カウンターで受け取ることが出来ます。身分証明が出来るものが必要になりますので用意を忘れないようにしましょう。
インターネットでクレヒスを調べる手順
ここでは上記の手段のうち、最も利用者が多いと思われるインターネットで情報開示を申請する方法を見ていきます。
- CICのサイトへ
- まず、CICのHPにアクセスをしてください。
- 電話をかけて受付番号の取得
- パソコンで開示のメニューをクリックしたらまずは電話をして「受付番号」を取得しましょう。自動音声ガイダンスが流れるのですがイライラせずに慎重に進んでいくと、最後に受付番号が流れるのでメモをしておきます。
- 情報入力
- ご利用前の最終確認というボタンをクリックして、規約に同意をして進んでいくと、先ほど取得した受付番号と受付番号を取得した電話番号、氏名、免許証番号(任意)などを入力する欄があるので入力をしていきます。クレジットカード情報(支払いに利用するカード)もここで入力します。
- 信用情報開示報告書のダウンロード
- 情報入力後、確認をしたら支払いが行われて開示報告書がダウンロード出来るようになります。開示報告書はメールで送られてくるものではなく、その画面でダウンロードが始まるので、注意をしてください(筆者はメールで送られてくるものであろうと勘違いをして画面を閉じてしまい、再開示の手続き(また電話をかけて再開示用の受付番号を取得)をするハメになりました)。
- ファイルのPDFを開く際に必要となるパスワードは、電話をして取得した「受付番号」と「クレジットカードの有効期限」を連続で入力したものになっています(再開示のときは再開示用の番号+0000)。
クレヒス(信用情報)を確認しておかしなところがないか確認
情報開示書の最初の「お願い」のところにはこう書かれています。
情報は真実であれば、削除することはできません。なお、本報告書の内容について異議のある場合は、すみやかにお申し出をお願いします。
もしもあなたが「心当りがないのに」クレジットカードの審査に通らなかった場合、情報開示書を確認しておかしなところがあったらCICに情報修正の依頼が出来るということ。
仮に何もおかしなところがなかったとしても、一度自分のクレヒスを確認しておくと、今後クレジットカードに申し込むときにも安心して申し込むことが出来るようになると思いますので興味がある方はぜひ試してみてください。