外資系航空会社はいくつかありますが、このページでは外資系航空会社の中でもマイルが貯めやすく日本国内でも人気の高いユナイテッド航空とその提携クレジットカードをご紹介します。
と、その前にまだ外資系航空会社のマイルをよくご存じない方のために、「外資系共通の特徴」をいくつか説明しておきます。
外資系の特徴、国内の航空会社と違いは大きく分けると4つです。
- マイルに有効期限がないこと。
- マイルが「数値的に」貯まりやすい。
- 特典航空券(貯めたマイルと交換する航空券)の燃油サーチャージを払う必要がないこと。
- 貯めたマイルを特典航空券に変えるための必要マイルが国内線と比べて多いこと。
有効期限がなく、マイルはバシバシ貯まり、貯めたマイルで手にした航空券は燃油サーチャージがかからない・・・ただし、上記4だけがデメリットと言えます。完全に飛び抜けたマイルというのはなく、一長一短があるのが世の摂理ですね。
なので、外資系航空会社のマイルを貯めようとお考えの方は、自分がどんな形でマイルを使いたいのかを事前に考え、クレジットカード毎の特色を把握して、上記4のデメリットを補えるようであればカードを作る、という順序をたどることをオススメします。
外資系の代表格、ユナイテッド航空のマイルを貯める
ユナイテッド航空はスターアライアンスという航空連合に所属しています。そのスターアライアンスにはANA(日本航空)も入っているので貯めたマイルがANAの特典航空券(国内線)にも変えることができるので、大変利便性が高いです。それと提携カードにはマイルが貯まりやすいものがあるのも魅力です。
ユナイテッド航空でマイルを活用する場合、ANAやJALと違うのは、格安航空券やツアーといったちょっと特殊(?)な渡航でも通常時と変わらず100%のマイルが貯まります(ANAやJALの場合、格安航空券やツアーだと約50%のマイルしか貯まりません)。さらにユナイテッド航空のカードなら他のスターアライアンス系の航空会社を利用してもマイルが貯まることも海外を細かく飛び回るような方には特に見逃せないポイントでしょう。
当サイトでオススメしているユナイテッド航空の提携カードであるMillagePlusセゾンカードではマイル付与率も高く、ANA、JALの一般的な還元率と比べると1.5倍です。ただしここで考えなければいけないのは、上記でデメリットとして挙げた、貯めたマイルを航空券に変えるための必要マイル数、です。
ヨーロッパへの航空券と交換することを想定してみましょう。ANAマイルでヨーロッパへの往復特典航空券に必要なのは6万マイル(時期によって必要マイル数に変動があるのもANAマイルの特徴なのでここでは大まかな平均の数値を取っています)。一方でユナイテッド航空のマイルでヨーロッパへの往復特典航空券に必要なのは9万マイルです。
以上から導き出せる結論は、貯まり易いが、交換しにくいので、結局そこまでの差がない(渡航先にもよるが、1.5倍貯まりやすいが、1.5倍のマイルが必要となるケースが多い)ということです。こうなってくると、よっぽど好きな航空会社が無い限り、迷うのも当然ですよね・・・。なので、以下にオススメできる方をまとめました。当てはまる方はユナイテッド航空を選んで良いと思いますので参考にしてみてください。
ユナイテッド航空のマイルを貯めたほうが良い人はこんな人
- マイルを有効期限を気にせず長く貯めて一気に遠方の旅行をしたい、まとめて旅行をしたい方。
- 年に何度も海外旅行に行かれる方。また、その際に格安航空券だったりツアーだったりと手段が様々な方。
- 時期に縛られずにマイルで旅行をしたい方(ANAなどは時期によって必要マイル数が変動するため)。
- 国内線に乗るときにはANAを利用したい方(ANAの国内線の航空券と交換できるため。ex:デルタ航空のカードはスカイマークの航空券と交換できる)。
また、ネット通販を利用しても貯めることが出来ます。ネットショップ利用で貯まりやすいのはANAやJALの特権で外資系はそれほどでもないと考えている方も多いのですがそんなことはありません。ユナイテッド航空が開設しているネットショッピングモールのマイレージプラスモールを経由して楽天など多くの参加しているオンラインショップで買い物をすればマイルが貯まります。店舗ごとにレートは違いますが、これはカード払いをしなくてもお買い上げ額に応じて貯まるボーナスマイルです(カード払いをすれば当然さらにその分のマイルはプラスされます)。
外資系航空会社(ユナイテッド航空)のマイルを貯めるオススメクレジットカード
当サイトが外資系航空会社のマイルを貯めたい方にオススメしたいのがこのMileagePlusセゾンカードです。
このカードはとにかくマイルが貯まりやすい・・・。貯まり易さはANAカード、JALカードと比べると「圧倒的」です。もちろんここまで目を通してくださった方はお分かりの通り、外資系は航空チケットにする際の交換レートが高いのですが、それを考慮しても年間維持コストも他のマイルカードと比べるとお得ですし、かなりコストパフォーマンスが高いカードと言うことが出来ます。
それに、貯まりやすく、有効期限もない=急に国内で飛行機移動をしなければいけない用事が出来た時などにも貯めてきたマイルを「柔軟に」活用しやすい、ということ。実は、個人的には、どうしてもANA、JALじゃないきゃ嫌だという人以外には一番オススメしたいと思えるマイルが貯まるクレジットカードです。