ショッピング保険はショッピングガードという呼び方もされ、カードを使って買い物をした商品が「不慮の事故で」破損したり、盗難にあったりした場合に、修理費用、もしくは購入費用を支払ってくれるサービスになります。例えば、あなたが財布を買って、その後、保険の適応期間内に盗難にあってしまったりした場合に適応されます。
気をつけて頂きたいのはショッピング保険には補償期間が設定されていて、その補償期間外になってしまったらショッピング保険は適応されません。期間はカードの種類によって違いますが、ショッピングガードがついていて、短いカードだと購入から30日、長いカードだと購入から180日となってきます。配送品(ネットショッピングで購入したものなど)は商品が到着した日から数えるのでお間違いないようにしてください。
約5,000円ー10,000円ほどの自己負担額(補償を受けるために支払うお金)も設定されているので、そこは購入した商品の値段と照らしあわせて保険を利用するかどうかを決めましょう。
また「ショッピング保険補償額:100万円」という記述があった場合、それは年間での「合計」補償額のことですのでお間違いないようにしてください。
カードをゴールドにランクアップすると、「補償額は3倍になるけど、補償期間は半分になっていたため、ショッピング保険が適応されなかった!」といった話もよく耳にします。それはカードが到着した時点でしっかりとチェックしていなかったせいなので、最低でも、ご自身のお持ちのカードにショッピング保険がついているのか否か、適応される(購入からの)期間、年間の合計補償額、自己負担額、はしっかりとチェックした上で、活用するようにしましょう。
ショッピング保険が適応されない商品もある
ショッピング保険の「適応外」となるものは、カード毎にも違いますが、具体的には以下のような商品です。
- スマートフォン、ケータイ電話やノートパソコンなどの持ち運びをする電子機器。
- 現金や有価証券、電車などの乗車券や定期券。
- 乗り物(船や自動車、自転車、スノボードなど)本体、及び、これらの付属品(タイヤやバッテリーなども)。
- 土地。建物。不動産。
- 動物(ペット)など。植物も。生物一般。
- コンタクトレンズや義歯、義肢など、身体と繋がるもの。
- アート作品(適応外になっているカードとそうではないカードがある)。
- 海外で購入した食料品は、ほぼ確実に適応されず。国内で購入した食料品は、カードによって違うが、あまりアテにしないほうが吉。
などなど、です。カード会社の立場になって考えてみたら「確かにコレに保険を付けちゃったら大変なことになるよなー・・・」と理解出来るものがほとんどではないでしょうか。せっかく買ったのに盗まれてしまったブランド物のバッグや財布などには適応されるのでご安心を。
大切なのは、クレジットカードを作る段階からショッピング保険のことを意識することです。他のカードについているショッピング保険と比較し、納得した上でカードを作ったら、「転ばぬ先の杖」としてうまく活用していくことができます!