楽天のポイントを最も効率よく貯めるためのカード
楽天ゴールドカードは、楽天カードの上位版。楽天には別に楽天プレミアムカードというプラチナクラスのカードがありましたが、その間のゴールドカードが誕生した形です。
この楽天ゴールドカードは一言でいうと、通常の楽天カード以上にポイントが貯まりやすいゴールドカードです。
年会費は多少かかってきますが、正直速攻で元は取れます。
発行 | 年会費 | 年会費無料条件 | 国際ブランド | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
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楽天カード | 2,000円(税別) | なし | VISA/MasterCard/JCB | 最高2,000万 | なし |
還元率(%) | ポイントの種類 | 特筆事項 | 電子マネー |
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1.0 | 楽天スーパーポイント | 楽天市場で最低5%還元。楽天ブックスで5%還元。楽天トラベルは2%還元。 楽天以外では通常1%還元。 | 楽天Edy(0.5%)/モバイルSuicaやnanacoへのチャージでのポイント付与は2017年末に終了。 |
楽天ゴールドカードの年会費
楽天ゴールドカードの年会費は2,000円(税別)です。
通常の楽天カードが年会費完全無料、楽天プレミアムカードが10,000円(税別)なので、中間よりも安い感じ。
この2,000円分の年会費は完全にポイントの貯まりやすさの分。楽天カードの場合、入会キャンペーンやら何やらで2,000円分くらいはすぐにペイできます。
楽天ゴールドカードの還元率
楽天ゴールドカードで貯まるポイントは楽天スーパーポイント。通常のポイントは100円で1ポイント貯まります。
楽天ゴールドカードのポイントは楽天市場で楽天カード+2%
楽天ゴールドカードは楽天市場で使ったときに、「通常の楽天カードよりもさらにポイントが+2%」です。
通常の楽天カードは楽天市場で使うと還元率は最低3%で、楽天ゴールドカードの還元率は最低5%になります。
これはあくまで最低でも5%という数値で、楽天のポイントプログラムSPU(スーパーポイントアッププログラム)では、楽天市場アプリを使ったらさらに+1%、楽天銀行の口座から楽天カードご利用分を引き落としすれば+1%、楽天証券で月1回500円以上のポイント投資をすれば+1%、格安スマホの楽天モバイルを使うとさらに+2%、楽天トラベルで対象期間に利用すれば楽天市場の買い物が+1%、楽天ビューティで月に1回5,000円以上の利用で+1%、楽天ブックス、楽天Koboで月に1,000円以上使えば+1%、楽天ブランドアベニューで月に1回以上使えば+1%、楽天TVのNBA Special、パ・リーグSpecialの加入、無料体験で+1%で最大15%還元になります。
楽天ブックスでの利用の際にも同様に最低5%還元です。
楽天カードの種類→ | 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
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楽天市場での還元率 | 最低3%+α | 最低5%+α | 最低5%+α |
還元率は楽天プレミアムカードと同じです。
さらに、楽天市場はショップごとに特別ポイントが設定されていることが多いので、さらにポイントは貯まりやすいです。
このショップでは+4%のポイントがもらえるので楽天ゴールドカードの利用分と合わせて9%分のポイントが貯まります。
このようなことがザラなので、正直、特に深く考えずとも、楽天カードを使って楽天市場で買い物をしていればザクザクポイントが貯まります。
期間限定ポイントに注意
楽天カードのスーパーポイントアッププログラムにおいて、楽天ゴールドカードを利用したプラスポイント、楽天アプリを利用した分のプラスポイント、楽天モバイルを利用した分のプラスポイント(最大5%)は期間限定ポイントと呼ばれ、通常のポイントよりも有効期限が短いので注意が必要です。
ポイントが付与された翌月の末日までが期限になっていることが多いので、随時、会員サイトの楽天e-naviから有効期限を確認して、使い逃しのないようにしましょう。
筆者は貯まったら消耗品である洗剤やプロテインをポイントで使い漏れのないようにしています。
楽天カードの利用代金に充当できる
楽天スーパーポイントは2018年9月12日からカードの利用代金に使えるように。
これは実質、楽天スーパーポイントは楽天ゴールドカードが使える場所ならどんなところでも使えるポイントだということです。
50ポイント以上50万ポイントまで使えます(充当する際には楽天e-naviから手続きが必要)。
楽天ゴールドカードの実店舗でのポイント制度
楽天ゴールドカードには楽天ポイントカードとしての機能も付いています。
そのため、サークルKサンクスや出光石油、ミスド、大丸・松坂屋、プロントなどの加盟店では通常の楽天ゴールドカードの支払いのポイント(100円で1ポイント)に加えて、提示をすればさらに100円で1ポイントが貯まります。
さらに、貯まったポイントは1ポイント=1円で支払いに使うことも可能です。
楽天ゴールドカードには海外旅行保険が付帯
楽天ゴールドカードに付帯しているのは海外旅行保険で2000万円分のものが利用付帯で付いています。
最高2000万円分というのはゴールドカードとしては物足りないかもしれませんが、ポイントの貯まりやすさに重点を置いたゴールドカードですし、年会費が2,000円と一般カードクラスであることを考慮すれば妥当な付帯額かなと思います。
もしもより高い海外旅行保険や国内旅行保険が欲しければ、楽天プレミアムカードを検討しても良いでしょう。逆にいえば、海外旅行保険やラウンジが必要なければプレミアムカードではなく、この楽天ゴールドカードを選ぶのが賢いといえます。
楽天カードの種類→ | 楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード |
---|---|---|---|
海外旅行保険 | 最高2000万円(利用付帯) | 最高2000万円(利用付帯) | 最高5000万円(自動付帯) |
国内旅行保険 | なし | なし | 最高5000万円(自動付帯) |
楽天ゴールドカードの空港ラウンジ利用の可否
楽天ゴールドカードはゴールドカードらしく、国内の主要空港ラウンジとハワイのホノルル国際空港のラウンジ、韓国の仁川国際空港ラウンジが利用できます。
楽天プレミアムカードのようにプライオリティ・パス(世界各地の空港ラウンジが使えるサービス)が付帯しているわけではないので、もしもより多くの空港ラウンジを利用したいのであれば、上記旅行保険と同様に、楽天プレミアムカードを考慮しましょう。
年間+8,000円を出してラウンジを世界各地の空港ラウンジを使える権利を保持しておきたいかどうか、が楽天プレミアムカードを作るか、楽天ゴールドカードを作るかの境目といっても良いかと思います。
ちなみに筆者はそこまで海外旅行に行くわけではない(行ってもハワイが多い)ので楽天ゴールドカードで充分だと判断しました。
楽天ゴールドカードでETCカード、家族カードは発行可能
楽天ゴールドカードではETCカードも家族カードも発行可能です。
楽天カードでETCカードを発行すると通常年会費が500円(税別)がかかってくるのですが、楽天ゴールドカードならETCカードが年会費無料で発行可能です。
家族カード(18歳以上で生計を共にする家族)は年会費が500円(税別)で発行可能です。
楽天ゴールドカードのまとめ
楽天ゴールドカードのメリットは、楽天のサービス(特に楽天市場)で漏らさずポイントを手に入れることが出来ること。
年会費が絶妙で2,000円であれば簡単に元が取れてしまうので、楽天市場をよく使う方でしたら迷わず作っても良い(もしくは通常の楽天カードからランクアップしても良い)かなと思います。
楽天ゴールドカードの作り方・申込みフロー
- 公式サイトから申し込み→普段お使いの楽天IDでログイン
- もしも楽天IDを保有していない場合には新規に発行する必要があります。
- 規約に同意後、各種情報を入力
- ETCカードや家族カードも同時に申し込めます。
- 審査
- オンラインで引き落とし口座の設定
- 楽天銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、新生銀行、ソニー銀行、りそな銀行、各種地方銀行など各種銀行をインターネットで数分で引き落とし口座として設定することができます。
- クレジットカード発行
- 申し込みから約1週間で発行されます。
