年会費が安くポイントが貯まりやすいプラチナカード(iD/QP払いで還元率1.5%)
オリコカード ザ プラチナ(Orico Card THE PLATINUM)はオリコカードが発行するプラチナカードで、オリコカード ザ ポイントのゴールドカードであるオリコカード ザ ゴールド プレミアムゴールドのさらに上位カードとなります。
国際ブランドはMastercardのみです。
発行 | 年会費 | 年会費無料条件 | 国際ブランド | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
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オリコカード | 20,370円(税込) | なし | mastercard | 最高1億円(自動付帯分5000万円/利用付帯分5000万円) | 最高1億円(利用付帯) |
還元率(%) | ポイントの種類 | 電子マネー | ETCカード・家族カード |
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常時1.0(iDとQUICPay払いなら1.5、誕生日月は2) | オリコポイント | iD、QUICPay(カード一体型) | あり(年会費は完全無料(家族カードは3枚まで)) |
オリコカード ザ プラチナの年会費
オリコカード ザ プラチナの年会費は20,370円(税込)となっています。
ETCカード、家族カードは年会費無料となっています(家族カードは3枚まで無料)。
プラチナカードの年会費としてはかなり抑えられていると思って良いでしょう。
年会費143,000万円(税込)のアメリカン・エキスプレス・プラチナカードなどは少し別格ですが、その他の三井住友カード プラチナが年会費55,000円(税込)、JCBプラチナが27,500円(税込)なので、それらと比較しても安いです。
オリコカード ザ プラチナに付帯した電子マネー
オリコカード ザ プラチナにはポストペイ型電子マネーのiDとQUICPayの2種類が付帯しています。
Apple Payの登場とともに使える場所が大幅に増えたこの2種類の電子マネーが両方共ついているクレジットカードはオリコカード ザ ポイントなどのオリコカードだけです。
わざわざカードを提示しなくてもタッチするだけで決済することが出来るので楽です。
しかも、オリコカード ザ プラチナの場合、この電子マネー払いをするとポイント還元率が1.5%までアップします(下記詳細)。
オリコカード ザ プラチナのポイントシステムとボーナスポイント
オリコカード ザ プラチナのポイントシステムは基本的にはオリコカード ザ ポイントと同様に100円で1オリコポイントが貯まり、還元率は1%。
オリコカード ザ プラチナの場合はここからさらに誕生日月に特別加算されるポイントが存在している点が他のオリコカードとは違う、プラチナならではの強みとなっています。
誕生日月にポイント+1%
オリコカード ザ プラチナは普段のポイントこそオリコカード ザ ポイントと同じですが、誕生日月にはその還元率は2倍になります。
通常のポイント(還元率1%)に加えて、100円で1ポイントのオリコポイント(還元率1%)が加算されて合計で2%分のポイントが貯まります。
付帯しているiD、QUICPayを利用した場合にポイント+0.5%
オリコカード ザ ポイントなどではiD/QUICPayのポストペイ型電子マネーで支払った際のポイント還元率はカード払い時と同じで1%ですが、オリコカード ザ プラチナでは電子マネー利用分にボーナスポイントがつき、通常のポイント(還元率1%)に加えて、200円で1ポイントのオリコポイント(還元率0.5%)が加算されて合計で1.5%分のポイントが貯まります(オリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドと同等)。
Apple Payに登録をして付帯されたQUICPay+でもボーナスポイントは付与されます。
オリコモール利用で「さらに1%分」ポイントアップ
オリコカードにはオンラインショッピングモール(経由して加盟しているオンラインショッピングサイトで買い物をするとポイント還元率がアップする)であるオリコモールが存在しています。
このオリコモールは加盟店毎にボーナスポイントが代わりますが、オリコカード ザ ・プラチナを保有していれば、このショッピングモールのボーナスポイントに加えてさらにポイントが+1%貯まります。
例えば、オリコモールでボーナスポイントが+0.5%のショップで買い物をした場合には、通常のポイント(還元率1%)に加えて、0.5%分のポイント、さらに、オリコカード ザ プラチナ分のボーナスポイントが+1%貯まり、合計で2.5%分のポイント(ショップボーナスによって変動)が貯まります(ボーナスポイントはオリコカード ザ ポイント プレミアムゴールドと同等、オリコカード ザ ポイントは+0.5%)。
海外での利用とリボ払い時にも+0.5%
上記以外にも、海外で使った際、リボ払いの際には、通常のポイント(還元率1%)に加えて、0.5%分のポイントが貯まります。
オリコカード ザ プラチナのコンシェルジュ
オリコカード ザ プラチナは格安プラチナカードでありながら、コンシェルジュサービスも付帯しています。
チケットの予約や旅行ツアーの手配、鍵をなくして家に入れないときや水漏れ時などの緊急トラブルの対応などをお願いすることができます。
オリコカード ザ プラチナの空港ラウンジサービス「ラウンジ・キー」
オリコカード ザ プレミアムには国内主要空港ラウンジが使えるサービスの他に、ラウンジ・キーのサービスが付帯しています。
このラウンジ・キーというのはプライオリティのようなサービスでプライオリティ・パスよりも若干使える空港は少ないものの、世界650箇所以上の空港ランジが年に6回まで無料で使えるサービス(7回目から27ドル)です。
年会費1万円でプライオリティ・パスが付帯してくるオリコカード ザ プラチナほどではありませんが、コスパが高いと言えるでしょう。
同伴される方は1回27ドルで利用できます。
オリコカード ザ プラチナの各種トラベルサービス
オリコカード ザ プラチナは空港クロークサービスが10%割引されたり、海外電話、WiFiレンタル割引、国際線宅配無料宅配サービスなどが付帯しています。
他にも国内・海外の優待ホテル、人気温泉が優待価格で利用できるとった優待もあります。
オリコカード ザ プラチナのグルメ優待
オリコカード ザ プラチナには招待日和が提供する2名で指定のレストランで食事をすると1名が無料になるというサービス(ダイニング BY 招待日和)が付帯しています。
これはアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードやラグジュアリーカード、SBIプラチナカードなどに付帯しているサービスです。他にもダイナースカードなどで同様のサービスが提供されています。
年会費を考えるとこのオリコカード ザ プラチナで招待日和のサービスを受けるのはとてもお得と言えるでしょう。
他にもホテル・レストラン、料亭、デリバリーピザ、グルメクーポン購入、居酒屋チェーンなどの優待、割引などが多数用意されています。
オリコカード ザ プラチナのレジャー優待
オリコカード ザ プラチナには会員制ゴルフ、ヘリクルーズ、歌舞伎・脳、各地遊園地・水族館・動物園などのレジャー施設などの優待や案内も用意されています。
オリコカード ザ プラチナの付帯保険
オリコカード ザ プラチナには海外旅行保険が最高1億円(自動付帯分5000万円、利用付帯分5000万円)が付帯しています。家族特約もついていて、最高2000万円分です。
死亡・後遺障害、障害治療費用、疾病治療費用だけではなく、携行品損害費用、賠償責任などの補償も付帯しています。
また、国内旅行保険も最高1億円(利用付帯)が付帯しています。こちらも家族特約もついていて、最高2000万円分です。
海外国内ともに濃く空気遅延保険も付帯されており、乗継遅延費用が3万円、出向遅延・欠航・搭乗不能費用が3万円、受託手荷物遅延が3万円程度付帯しています。
その他、個人賠償席に保険も100万円程度(配偶者や同居の親族なども対象)、ショッピングガード保険が年間最高300万円(自己負担額10,000円)、海外で万が一のことがあった際のメディカルヘルプライン、カードの紛失・盗難補償なども付帯しています。
これらの旅行保険などの付帯保険はAMEXプラチナ(年会費13万円)などと比較しても遜色ありません。
オリコカード ザ プラチナのメリット、デメリットのまとめ
オリコカード ザ プラチナはステータス性という面ではAMEXプラチナなどの派手なカードと比べるとそこまであるわけではないかもしれません。
しかし、ポイントの貯まりやすさという点でいえば、超優秀なカードです。
特定のお店でポイントが貯まりやすいわけではなく、どこで使ってもポイントが貯まりやすいという点。特に、iDとQUICPayで支払った際にポイント還元率が1.5%になるというのはコンビニなどでは常時1.5%還元が可能ということで、何よりのメリットだと言えるでしょう。
このポイント還元率に加えて、旅行保険なども付帯、ラウンジもコンシェルジュサービスもレストランサービスも付帯、年会費も安いというメリットまで兼ね備えています。
デメリットとしては、やはりステータス性にかけるという点が挙げられるでしょう。よほどクレジットカードに詳しい人でもない限り、ステータスがあってすごい!とは思わないかもしれません。
ポイント重視派で、プラチナならではの付帯サービスも捨てたくない、という方におすすめできるカードだと言えます。
オリコカード ザ プラチナの作り方・申込みフロー
- 公式サイトから申し込み
- 国際ブランドはMastercardのみ。申し込み条件は20歳以上で安定した収入がある方。
- 規約に同意後、各種情報を入力
- 申し込み完了
- 審査&カード発行のメール
- オンラインで引き落とし口座の設定
- 届いたメールに記載されているURLから口座設定を行う(もしくは送付されてくる口座設定書類を返送)。
- クレジットカード発行
- 申し込みから約2週間で発行されます。
