ポイント、割引に特価したクレジットカード
dカードはドコモが新しく作った共通ポイントであるdポイントのリリースに際して、DCMXカードがリニューアルする形で生まれたクレジットカードです。電子マネーのiDも付帯させることが出来ます。
基本的に貯まるポイントは100円の支払いでdポイントが1ポイント。dポイントは1ポイント1円で各提携店で利用することが出来るので還元率は1%です。
年会費は1,250円ですが、初年度無料で、年に1回利用すれば無料になるので実質無料で利用できると考えて良いでしょう。
発行 | 年会費 | 年会費無料条件 | 国際ブランド | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
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NTT Docomo | 1,250円(税抜) | 初年度無料。年に1回使えば次年度無料。 | VISA/MasterCard | なし | なし |
還元率(%) | ポイントの種類 | 電子マネー |
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1%(特約店では2%-) | dポイント | iD(付帯タイプとカードタイプ) |
特約店ではポイントが2倍以上
dカードは上記の通り「基本的には」貯まるポイントは100円で1ポイントです。でも中にはポイントが2倍以上貯まるお店(特約店)も存在しています。
例えば、エネオス、JAL、高島屋、伊勢丹、三越、タワーレコード、紀伊國屋などでは通常の100円で1ポイントのポイントに加えてプラス1ポイントで合計2ポイント(還元率2%)。
JTB、ビックエコー、コナカなどの支払いでは通常の100円で1ポイントのポイントに加えてプラス2ポイントで合計3ポイント(還元率3%)。
スターバックスカード(スターバックスが独自発行する電子マネー)へのチャージ、オリックスレンタカー、タワレコの携帯サイトでの支払いで、通常の100円で1ポイントのポイントに加えてプラス3ポイントで合計4ポイント(還元率4%)。
上記のお店を普段から使うようでしたら高還元率カードに化けます。
ローソンで3%オフの特典が嬉しい
dカードはローソンで使ったときに請求時に3%オフになります。これは日常的にローソンを使っている方にはかなり嬉しい特典だと言えるのではないでしょうか?
付帯しているiDでの支払いでも3%オフなので、一々レジでクレジットカードを差し出す必要はなく「iD払いで」と伝えて、ピッと支払いをすれば3%オフです。
100円で1ポイントのポイントも貯まりますから、合計で4%分お得になるといえます(タバコなど特典が適応されない商品も存在します)。
貯まったポイントの使い道
貯まったdポイントはドコモの携帯電話料金に使える他、JALマイル、VJAギフトカード、機種変更の代金に充当する、提携店で使うなどドコモユーザーでしたらまず使い道に困ることはないでしょう。
dカードまとめ
dカードは国内旅行保険、海外旅行保険など旅行保険は一切付与していませんが、ショッピング保険は100万円付いていますし、何よりもポイントに特化したクレジットカードなので、普段から特約店などを利用している人、特にローソンを利用している人ならまず間違いなく作って損はないだと言えるのではないでしょうか。
もちろんドコモユーザーならポイントの使い道が増えるのでさらにお得ですが、それ以外の方でも(例えばMVNOの格安SIMケータイを利用している方などの方でも)ローソンでの割引などを見ると、充分に作ることを考慮して良いクレジットカードです(後述しますが、作るのは少し面倒ですが・・・)。
dカードの作り方・申し込みフロー
- dアカウント(Docomo ID)でログイン
- Docomoユーザーではなく、dアカウントをお持ちでない方はまずはdアカウントを作りましょう。ただし、現在のところ、Docomo回線をお持ちでない方は郵送で申し込みをする必要があります(dアカウントを作って公式HPから申し込んでもエラーになる)。
- 入会の申し込み
- iDを付帯にするか否かなども。Docomoの携帯料金をそのまま流用出来ます(ただし未払いなどがある方は不可)。
- 受付メール
- 審査
- カード到着
- 最短5日となっていますが、営業日などを考慮して7日前後は見ておいたほうが良いでしょう。
