若干改悪続きか、ビッグポイントとSuicaの融合
ビッグカメラSuicaカードは、年会費が実質無料(初年度無料で2年目からは1回の利用で477円(税別)が無料)です。
Suicaと一体化した利便性だけではなく、貯まったビッグポイントをSuicaをチャージする際にポイントの付与率が1.5%になるため、普段からSuicaを使う方、ビッグカメラポイントを貯めている方にかなり人気のクレジットカードになります。
ビックカメラSuicaカードのポイントの貯まり方
ビッグカメラ以外の通常の買い物や公共料金の支払いなどでビッグカメラSuicaカードを使った場合はビッグポイントとJREポイントの2つのポイントが貯まります。
例えば、1,000円分の買物をした場合には、5円相当のビッグポイントと、5円相当のJREポイント、計10円相当が貰えます。なので、還元率は1%(10(円)÷1,000(円)×100)。どこで使っても1%なので、中々の高還元率のカードになってきます。
Suicaにチャージをした場合
ビックカメラSuicaカードはビューカードの特典であるSuicaチャージでJREポイントがポイント3倍という特典が適応されます。
1,000円チャージすれば通常の3倍の15JREポイント(15円相当(1ポイント=1円相当))が付き、貯まったポイントは電子マネーのSuicaにチャージをすることが出来るのでSuicaチャージでの還元率は1.5%です。オートチャージ時にもポイントは3倍です。
当然、Apple PayのSuicaにチャージをした場合にもポイントは3倍貯まります。
ビッグカメラでの買物で使った場合
ビッグカメラで何かを買ったときには現金払いをすると10%のビッグポイントが付きます。その他のクレジットカード払いなどだと2%も貰えるポイントが低くなるのですが、ビッグカメラSuicaカードなら現金払いのときと同じ10%のビッグポイント(1,000円で100円相当)が貰えます!さらに、ビュープラスの対象商品で利用した場合には1,000円につき15JREポイントが付きます。
貯まったビックポイントは1ポイント=1円でビックカメラで利用可能です。
もっともポイントが貯まるのはビックカメラSuicaカードでSuicaにチャージをして、Suica払い+ビックカメラSuicaカードをポイントカードとして提示した場合です。Suicaチャージで還元率1.5%、さらにビックカメラではSuica払いの際には満額の10%分のポイントが貰えるので、合計で11.5%の還元率になります。
ビッグポイントをSuicaチャージに活用すると・・・
ビックカメラSuicaカードではJREポイントとビックポイントの2種類のポイントが貯まり、JREポイントは1ポイント=1円相当で電子マネーのSuicaにチャージをすることができるのは前述の通り。
実は貯まったビックポイントも同様にSuicaにチャージをすることが出来ます。
レートは1,500ビッグポイント(ビッグカメラで1,500円相当)は、Suicaにすると1,000円分相当になるので、ビッグカメラでそのまま使った方が金額的にお得ではあります。とはいえ、よくビッグカメラとSuicaの両方を使う方ならすごく使い勝手が良いカードです。
ビックカメラSuicaカードの旅行保険
ビックカメラSuicaカードはポイントに特化したクレジットカードかと思いきや、国内旅行保険が利用付帯で最高1000万円、海外旅行保険が自動付帯で最高500万円付帯しています。
付帯しているとはいえ、やはり付帯額としては心もとないので別途保険を用意するか、旅行の際は別のカードを作ったほうが良いでしょう。
ビックカメラSuicaカードとビューカードの違い、おすすめはどっち?
ビックカメラSuicaカードはビックカメラがJR東日本のビューカードと提携して発行しているクレジットカードです。
そしてJR東日本は本家のビューSuicaカードというクレジットカードを発行しています。
いずれも年会費は477円(税別)で、いずれもSuicaにチャージをすればJREポイントが3倍貯まるという点では共通しています。
両者の1番の違いは、ビューSuicaカードはクレジットカードに定期券機能を一体化することが出来るのに対して、ビックカメラSuicaカードには定期券機能は付けることが出来ないという点。また、ビックカメラSuicaカードは年に1回でも使えば年会費無料になるのに対して、ビューSuicaカードは年会費無料にはなりません(その代わり、WEB明細にすれば年会費分はポイントでペイできるどころかプラスになる)。
通常のポイント還元率はビックポイントの分だけビックカメラSuicaカードのほうが高いですし、ビックカメラでカード払いをしてポイントが満額付くのはビックカメラSuicaカードだけです。
なので、特にクレジットカードと定期券機能が一体化している必要がないよという方、ビックカメラを利用される方はビックカメラSuicaカードのほうがおすすめです。
ビックカメラSuicaカードのまとめ
家電量販系のカードの代表的な存在なのがこのビックカメラSuicaカード。ポイント還元率が11.5%(Suicaにチャージして支払った際の還元率)は、例えばヨドバシカメラのゴールドポイントカード・プラスなど他のどの家電量販店のクレジットカードでも実現できません。
Suicaも付帯しているのですから利便性としても問題ないと言えるでしょう。交通系電子マネーは相互利用が可能ですからJR東日本県外の方でも充分にメリットを享受できます。
発行 | 年会費 | 年会費無料条件 | 国際ブランド | 海外旅行保険 | 国内旅行保険 |
---|---|---|---|---|---|
ビューカード | 477円(税抜) | 初年度無料、年一回の利用で年会費無料 | VISA/JCB | 500万円(自動) | 1000万円(利用) |
還元率(%) | ポイントの種類 | ポイント交換可能値 | 電子マネー | 電子マネーの還元率(%) |
---|---|---|---|---|
1.0 | JREポイント/ビックポイント | 400P | Suica | 1.5 |
ビッグカメラSuicaカードの作り方・申し込みフロー
- 公式HPより各種規約を確認
- 同意したらチェックを入れる。
- お客様情報の入力
- オートチャージサービスの有無、ETCカードの申し込みの有無(年会費500円)、必須ではありませんが、既にビックポイントカード(クレジットカード機能なし)を持っていた場合、既存のカード番号を入力する欄もあります。
- 申し込み内容の確認・申し込み
- 必要書類の印刷と郵送
- 本人確認書類添付台紙と口座振替依頼書を郵送で送ります。
- 審査
- 書類到着から約10日間で審査が完了します。
- カード到着
- VIEW’s NETとWeb明細ポイントサービスに申し込み(無料)
- 明細の確認や商品交換が出来るサイトです。カード到着後、登録をすることを忘れないようにしましょう。明細発行の度に20ポイント貰えます
